鋼構造物の製作に不可欠な溶接、接合技術は、あらゆる工業分野で活用されていますが、品質を確保するためには、これらの知識と経験を有した技術者が品質保証の要件を明確に技能者に指示し、その結果と確認をもってはじめて品質を確保した製品として評価されることとなります。
溶接協会は、こうした管理技術者、溶接技能者等の資格者また検査等の資格認証を行っており、平成11年、資格の国際化をはかるべく、(財)日本適合性認定協会(JAB)より、技術者・技能者を認証する機関として、最初に認定されました。
ここでは、一番なじみの深い溶接管理技術者について説明致します。
当協会では、溶接技術を主とした「個別巡回指導事業」を過去に実施しています。この事業は、会員が抱える溶接技術、技能等の問題解決の一助として、企業にアドバイザーを派遣し約3時間程度個別指導をするものです。
平成16年度は、パス間温度管理、溶接技能評価試験の対応等4社が活用していています。
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3.栃木県産業技術センターについて
産業技術センターでは 各技術における共同研究、技術指導また先端技術機器等の利用を推進しています。
また技術センターでは、中小企業のため研究開発等の支援、また施設、機器等の開放を行っています。
その他「ものづくり技術強化補助金」等の助成金の指導 及び硬さ、引っ張り試験、衝撃試験等の依頼検査も
実施しています。ご利用ください。
詳細につきましては栃木県産業技術センター材料技術部 主任研究員または協会事務局まで ご連絡下さい。